目次
はじめに
1. 【セルフチェック】私は大丈夫?婚活で「高望み」と言われる人の3つの共通点
① 「普通」を選ぶつもりが、市場の「上位10%」狙い?!
②自分の変化に、理想の条件が追いついていない
③ 「加点方式」ではなく「減点方式」で相手を選ぶ
2. 女性が陥りがちな「普通の条件」という名の罠
【普通の条件】のはずが…?!
【譲れない条件】女性の婚活市場における壁とは
【最新トレンド】令和の婚活は「3高」から「4低」へ
3. 男性が気づかない「年齢とルックス」へのこだわり度
40代男性が20代女性狙い|「無謀」の決定的な理由
ルックス重視の婚活男性|お見合い拒否される理由
自分の「市場価値」と「清潔感の定義」を見直すべき理由
4. ★差別化|条件を下げられない心理学:なぜ「高望み」はやめられない?
《恐怖心》一度上げた生活水準や「プライド」を捨てられない
《損失回避バイアス》行動経済学で紐解く妥協が苦しい理由
《親の期待》他人軸に縛られて、自分軸を見失っている
5. ★差別化|「妥協」ではなく「最適化」!条件を絞って最速で成婚するステップ
ステップ1:希望条件を「絶対条件」と「歓迎条件」に分ける
ステップ2:プロフィール文と写真の最適化でターゲット層を引き寄せ
ステップ3:マッチング確率劇的UP!「会うハードル」を下げるコツ
【実例紹介】高望みをやめて「理想以上の幸せ」を掴んだ3人のリアルな声
【体験談A:30代女性】年収制限を外したケース
【体験談B:40代男性】20代限定を諦めたケース
【体験談C:30代女性】親の反対を押し切ったケース
【Q&A】婚活の「高望み」に悩むあなたへ贈るアドバイス
Q. 妥協してまで好きでもない人と結婚するべきですか?
Q. 結婚相談所のカウンセラーから「高望み」と言われて辛いです…
Q. 婚活を始めて数年。ムダに長引かせない「期間」の決め方は?
はじめに
婚活を一生懸命頑張っているのに、なかなか良い出会いがない…。「もしかして、私って高望みしているのかな?」と不安になってはいませんか?
実は、婚活が長引いてしまう原因の多くは、自分でも無意識のうちに設定してしまった「厳しすぎる条件」にあります。もちろん、理想や希望を持つこと自体は決して悪いことではありません。ただ、少しだけ視点を変えて条件を整理するだけで、今まで見逃していた「あなたにとって」本当の意味で相性の良い相手に気付けるようになるのです。
本記事では、高望みになってしまう原因や、後悔しないための「条件の最適化ステップ」を、リアルな体験談を交えて分かりやすく解説していきます。この記事を読めば、現実的な落としどころと、自分にしっくりくる結婚への近道がきっと見つかるはず。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
1. 【セルフチェック】私は大丈夫?婚活で「高望み」と言われる人の3つの共通点
この章では、婚活市場(結婚を希望する男女が集まる場のこと)で「理想が高すぎる」と言われがちな人の共通点を3つ、ピックアップして解説しますね。
自分の条件設定が現実とズレていないか、ぜひ一緒にチェックしてみましょう。
①「普通」を選ぶつもりが、市場の「上位10%」狙い?!
まず1つ目の共通点は、「普通の相手」を求めているつもりが、実はごく一部のエリート層を狙ってしまっている状態です。
それは、ネットやSNSのキラキラした情報に多く触れることにより、平均値と中央値(データを順番に並べたときに真ん中にくる数値)を混同してしまうからなのです。
例えば、「年収600万円以上、大卒、身長170cm以上、長男以外」という条件を出したとします。
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、30代前半男性で年収600万円を超える人は約10%しかいません。
これに身長や学歴などの他の条件を掛け合わせると、わずか数%の超激戦区で戦うことになってしまうのです。
これは実話なのですが、婚活開始から最初の半年間「年収600万は普通でしょ」と思い込み、お見合いが全く成立せず絶望した、という話を知人から聞いたことがあります。
無意識のうちに設定した「普通のハードル」が、知らず知らずのうちに自分の出会いの幅を極端に狭めているケースは少なくありません。
② 自分の変化に、理想の条件が追いついていない
2つ目は、過去の恋愛の成功体験を引きずり、今の自分に見合った条件設定にアップデートできていないケースです。(ここでいう【スペック】とは人の性格・特徴・能力などを指します)
人は20代の頃にチヤホヤされた記憶や、当時の恋人のスペックを、無意識のうちに「自分と釣り合いの取れる最低ライン」として固定しがちです。
年齢や環境が変われば、お相手から求められる条件も変わるのに、自分の希望だけは据え置きにしてしまう人が多いんですよね。
特に、以下のようなポイントで過去の感覚を引きずってしまう傾向があります。
- 過去にお付き合いした一番ハイスペックな人を基準にする
- 自分が年齢を重ねても、相手には「同年代か少し上」を求め続ける
- 「若い頃よりお金と時間に余裕ができたから」と、逆に条件を追加する
28歳の時に年収800万円の5歳年上の男性とお付き合いしていた女性が、35歳になっても同じ年収で同年代の相手を探し続けるようなパターンですね。
自分が年齢を重ねているのと同様に、同年代のハイスペックな層はすでに結婚しているか、より若い20代を求めているという現実とのギャップが生まれてしまっています。
過去の栄光や基準をそのまま現代の婚活に持ち込んでしまうと、マッチングの確率はどんどん下がっていくのはもったいないことですよね。
③「加点方式」ではなく「減点方式」で相手を選ぶ
最後の共通点は、相手の良いところを探すのではなく、欠点ばかりに目がいってしまう選び方をしていることです。
婚活が長引けば長引くほど「失敗したくない」という防衛本能が働き、無意識に「条件に合わない部分」を無理やり探し出して、お断りする正当な理由を作ろうとしてしまうためです。
プロフィールを見て「趣味の映画鑑賞のジャンルが合わないからNG」、初回の1時間のお見合いで「話すときの身振りが気になったからお断り」といった具合ですね。
私の知人にも、3年間で50回以上お見合いを繰り返しながら、「LINEの絵文字の使い方がおじさんっぽい」「服のシワが気になった」と毎回粗探しをしてご縁を逃し続けている人がいました。
少しの引っかかりで関係をバッサリ切ってしまうと、お互いの深い価値観を知る前に人間関係が終了してしまいます。
完ぺきな人間はいない、という事実を先ずは前提に置きましょう。婚活では、当然ながら完ぺきではない自分を受け容れてもらうことも併せて考えていかなければならないのが現実です。「自分の理想に100%合う人がもっと他にいるはず」というあてのない終わりなきループからは、さっさと抜け出しましょう。
ここまで読んでみて、もし1つでもご自身に当てはまる項目があったなら、少しだけ視点を変える良いタイミングかもしれません。
次の章では、実際にどうやって条件を整理していけば後悔しないのか、具体的なステップを見ていきますね。
2. 女性が陥りがちな「普通の条件」という名の罠
なかなかマッチングしないと「私は特別を望んでいる訳じゃない、普通の人でいいのに…」とこぼしてしまいがちですよね。実はその「普通」の基準が高すぎることこそが、マッチングを難しくしている一番の要因だったりするのです。
この章では、女性が気づかずに設定してしまっている厳しい条件の現実と、今の時代に合った相手の選び方をお伝えいたします。
【普通の条件】のはずが…?!
いわゆる「普通の男性」の条件を並べただけの理想像は、婚活市場(結婚相談所やアプリなどの出会いの場)においてトップクラスの人気を集める超ハイスペック層に該当します。
複数の条件を掛け合わせることで、対象となる男性の割合が天文学的な数字まで激減してしまうからなんですよね。
例えば、国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」では、20代後半〜30代前半で年収500万円以上の未婚男性は約十数%しかいません。
ここに「大卒」「同年代(±3歳)」「清潔感(スキンケアや美容室通いをしている)」という条件を加えるとどうなるでしょうか。
- 年収500万円以上:約15%(令和4年分 民間給与実態統計調査|国税庁 )
- 大卒:約50%(統計局ホームページ/令和7年国勢調査/調査の結果 )
- 清潔感やコミュニケーション能力がある:約20%(※筆者推計)
これを掛け合わせると、なんと100人に1人いるかどうかの奇跡的な確率になってしまいます。
私の同級生(当時30代・独身)が東京に長く住んでいるのですが、婚活1年目に「年収550万・都内勤務・星野源さん似」という条件を出して、結婚相談所のカウンセラーさんに苦笑いされてしまったそうです。
「最低限これくらいは」という無意識の条件の積み重ねが、自ら出会いの扉を固く閉ざしてしまっている事実に気づく必要がありますよね。
【譲れない条件】女性の婚活市場における壁とは
年齢を重ねるごとにマッチング率が下がるというシビアな現実を受け止め、絶対に譲れない条件を〈2つから3つ〉までに絞り込む作業が不可欠です。
それは多くの男性が、妊娠・出産のリスクや将来のライフプランを考慮して、自分よりも年下、あるいは20代〜30代前半の女性を検索条件に設定する傾向が強いからです。
私の友人(36歳・医療事務)は、35歳を過ぎた途端にお見合いの申し込みが月20件から月3件へと激減し、ひどく落ち込んでいた時期がありました。
そこで彼女は、相手への希望を以下の3つに思い切って絞り込んでみたそうです。
- 借金やギャンブル癖がないこと
- お互いの仕事や一人の時間を尊重できること
- 一緒にいて沈黙が苦にならないこと
このように年齢や年収という表面的なスペックを外した結果、彼女はバツイチで42歳のシステムエンジニアの男性と出会い、半年後にスピード入籍を果たしました。
この記事にたどり着いたあなたへ。
結婚生活においてあなた自身が本当に求めているのは「お金や学歴」?それとも「安心感」?ちょっとだけ立ち止まってみましょう。徹底的に棚卸しするタイミングが、今なのかもしれませんよ…!
【最新トレンド】令和の婚活は3高から4低へ
現在の婚活市場では、バブル期の「3高(高身長・高学歴・高収入)」ではなく、「4低」と呼ばれる新しい価値観から男性パートナーを選ぶ女性が急増しています。
共働きが当たり前になった令和の時代において、女性が男性に求めるものが「経済的な依存」から「生活の安定と対等なパートナーシップ」へとシフトしているように見えますね。
「4低」とは具体的にどのような特徴を指すのか、ここにリストアップしておきます。
- 低姿勢(威張らない・相手への敬意や配慮がある)
- 低依存(家事や育児を女性に丸投げせず自立している)
- 低リスク(リストラされない堅実な職業・安定した金銭感覚)
- 低燃費(無駄な浪費をしない・趣味にお金をかけすぎない)
実際に大手婚活アプリの2023年の意識調査(ユーザーに向けたアンケート)でも、年収800万円のワンマンな男性より、年収400万円で家事を半分負担してくれる男性を選ぶ20代〜30代女性が過半数を超えているのです。
誰もがうらやむようなキラキラしたブランドやスペックよりも、長い結婚生活を共にサバイブしていける「生活力と協調性」こそが、今最も必要とされているスキルだと言えますよね。
自分の条件が今の時代や現実に合っているか、少しずつ見えてきたのではないでしょうか。
次の章では、実際にどうやって妥協せずに「理想の相手」を見つけていくのか、具体的なステップを解説していきますね。
3. 男性が気づかない「年齢とルックス」へのこだわり度
婚活の場において、「できれば年下で可愛い子がいいな」と密かに願っている男性は決して少なくはないと思います。この章では、男性が無意識に陥りがちな「年齢とルックス」に対する厳しい条件設定の現実について深掘りしていきますね。
女性からその条件がどう見られているのか、データや実例を交えてリアルな実態をお伝えします。
40代男性が20代女性狙い|「無謀」の決定的な理由
40代の男性が20代の女性とマッチングを狙うのは、現実的に極めて困難な挑戦だと言わざるを得ません。
多くの20代女性は、お相手の対象を同年代からせいぜい5歳上までの男性に絞った検索条件を設定しているからなんですよね。
大手結婚相談所のIBJ(日本結婚相談所連盟)が出した2022年の成婚白書を見ても、成婚カップルの年齢差は平均で約4〜5歳というデータが出ています。
私の元同僚である45歳の男性も、「どうしても自分の子どもが欲しいから」と28歳以下の女性ばかりに毎月100件以上のお見合い申し込みをしていましたが、1年間で成立した数はゼロ件という厳しい現実を突きつけられていました。
圧倒的な年齢の壁は、年収が少し高い程度のステータスで簡単にひっくり返せるものではない…という事実を受け入れないと、いつまで経っても婚活のスタートラインにすら立てません。
ルックス重視の婚活男性|お見合い拒否される理由
プロフィール写真の「容姿の良さ」だけを基準に相手を選ぼうとする男性は、女性側から警戒されてお見合い自体が成立しにくくなる傾向にあります。
たいがいの女性はリアリスト(現実主義者)です。
男性を判断する際、写真だけでなく自己PR文の丁寧さや家事育児への参加意欲など、内面や生活力を含む総合的なバランスを案外シビアに見極めていると思いませんか?
「美人で細身」という条件だけで機械的に申し込みを繰り返す男性の行動履歴は、女性側の相談所担当者(仲人やカウンセラー)にも偏りとして伝わってしまうものです。
ルックスという単一の基準ばかりに気を取られていると、価値観や居心地の良さがマッチするはずだった素敵なパートナーとのご縁を、自らの手でドブに捨て続けることになってしまいます。それはとても、もったいないことですよね。
自分の「市場価値」と「清潔感の定義」を見直すべき理由
相手への理想を並べる前に、まずは男性自身の客観的な市場価値(婚活市場において自分が異性からどれくらい求められているかを示す指標)を把握し、女性目線の正しい「清潔感」を身につけたいところです。
自分が求める条件と、相手の女性から求められる最低ラインのバランスが取れていなければ、どんなに積極的にアプローチをしても全く相手にされないことになりかねません。
特に男性が勘違いしやすい「清潔感」について、女性がシビアにチェックしている具体的なポイントを3つリストアップしてみますね。
- 毎日お風呂に入っているという「清潔」に限らず、髪型や眉毛が美容室で綺麗に整えられているか
- サイズがジャストフィットした、シワやシミ、ヨレのない服を着ているか
- 鼻毛の処理や耳掃除、爪の手入れ、口臭・体臭ケア(ミントタブレットや制汗剤の活用)が徹底されているか
私の知人の38歳男性は、美容室に行く頻度を月1回に変えて眉毛サロンに通い始めただけで、それまで月2件だったお見合い成立数が月15件へと一気に跳ね上がったそうです。
「ありのままの自分」を言い訳に、受け入れてもらう努力を怠ったまま、相手に若さや美しさを求めるのではなく、まずは自分自身が「選ばれる土俵」に上がるための行動を起こす段階なのではないでしょうか。
※男性の清潔感の整え方は別記事【○○】で詳しく解説しています
男女それぞれが陥りやすい高望みの罠がわかったところで、次はどうすればそのループから抜け出せるのか気になりますよね。
次の章では、実際に後悔しないための条件整理の具体的なステップを解説していきます。
4. ★差別化|条件を下げられない心理学:なぜ「高望み」はやめられない?
頭では「条件を緩めなきゃ」とわかっているのに、いざ相手を探すとなるとどうしても譲れない…こんなジレンマに陥った経験、あなたにはありませんか?
実は、高望みをやめられないのには、深い心理的な理由が隠されているんです。単なるワガママ、では片付けられない話なのです。
この章では、私たちがどうしても条件を下げられない背景について、3つの心理的アプローチから解き明かしていきます。
《恐怖心》一度上げた生活水準や「プライド」を捨てられない
一度手に入れた今の生活水準や、自分なりのプライドを手放すことに強い恐怖を感じてしまうのが原因の一つです。
人は、今の快適な状態から「レベルダウンする」ことを本能的に避けようとする生き物なのだそうです。
私の仕事仲間である32歳の女性(大手メーカー勤務・年収550万円)は、都内の1LDKでの一人暮らしや月1回の高級ホテルランチといった生活レベルを崩すのが怖くて、相手に自分以上の年収700万円以上を求め続けて苦戦していました。
「結婚することで今の自分の価値や生活が下がるくらいなら、独身のままでいい」という無意識のストッパーが、理想を高く保ち続けてしまう大きな要因になっていました。
《損失回避バイアス》行動経済学で紐解く妥協が苦しい理由
条件を妥協することがひどく苦しく感じるのは、「損失回避バイアス(利益を得るより、損失を避けることを優先する心理的傾向)」が働いているからです。
私たちの脳の仕組みとして、少しでも理想から外れる部分を「将来への大きなリスク(損失)」として過剰に大きく見積もってしまう傾向にあるようです。
例えば、「年収は少し低いけれど、家事育児に積極的な男性」に出会ったとき、家事負担が減るメリットよりも「自由に使えるお金が月3万円減るかもしれない」という金銭的なマイナス面ばかりが気になって、お断りしてしまうような状態ですね。
妥協を単なる「譲歩」ではなく「自分の人生における絶対的な損」と脳が錯覚してしまうため、条件を緩めるという行動が物理的な痛みのように感じられてしまうようです。
《親の期待》他人軸に縛られて、自分軸を見失っている
自分の純粋な希望ではなく、「親や友人からどう見られるか」という世間体を無意識に条件に組み込んでしまっているケースも多々あります。
それは幼い頃から親の期待に応えてきた人ほど、周囲の評価基準を自分の幸せだと錯覚してしまう傾向にあるからです。
私より10歳ほど若い友人女性は、30歳の時に実家の母親から「一部上場企業に勤める人じゃないと苦労する」と言われた呪縛から抜け出せず、お相手に対して無意識に以下の条件を足してしまっていたそうです。
- 誰もが名前を知っている有名な企業に勤めている
- 親戚の集まりで堂々と紹介できる立派な肩書きがある
- 友人たちの旦那さんと比較して見劣りしない年収(800万円以上)
その結果、本当に気の合う自営業(高額年商)の方とのご縁を「自営業は親が反対するから」という理由だけで自ら切ってしまい、その後数年間ほど後悔の念を引きずりました。
「誰のための結婚なのか」という根本的な視点が抜け落ちてしまうと、他人の評価を満たすための見えない高望みループから一生抜け出せなくなりかねません。そうならないことを切に願います。
なぜ妥協できないのか、自分の心の内側にあるブレーキの正体が見えてきたのではないでしょうか。次は、いよいよ実際に条件を整理するための「実践編」に入っていきますね。
5. ★差別化|「妥協」ではなく「最適化」!条件を絞って最速で成婚するステップ
これまで心理的な壁や現実の厳しさを解説してきましたが、「じゃあ具体的にどう動けばいいの?」と気になりますよね?
この章では、理想を諦める「妥協」ではなく、自分にぴったりの相手を見つけるための「最適化」のステップを3つ紹介いたします。
今日からすぐに実践できる具体的なアクションプランを一緒に見ていきましょう。
ステップ1:希望条件を「絶対条件」と「歓迎条件」に分ける
まず最初に取り組むべきは、自分の希望を「絶対に譲れない条件(マスト)」と「あれば嬉しい条件(ウォント)」にキッチリ仕分けすることです。
脳内の条件を可視化して優先順位をつけないと、無意識のうちにすべてが「絶対条件」になってしまい、出会いの母数を極端に減らしてしまう恐れがあります。
私自身、もう何年も前になりますが、婚活アプリ(マッチングサービス)を使っていた時、最初は「大卒・年収600万・次男」を必須にしてしまい、月に3人としかマッチングできなかったことがありました。
そこで以下のように条件を整理し直してみました。
- 絶対条件①:私の親を大切にしてくれる人※
- 絶対条件②:毎日きちんと仕事をしている人
- 歓迎条件:金銭感覚と価値観が近い人
- 歓迎条件:休みのペースが合う人
※絶対条件①について、私は一度離婚をしているのですが、前の主人とうちの親があまり良い関係性ではなかったため、過去の反省を踏まえこの条件を優先しようと思いつきました。
自分の親を大切にする人は多くいますが、伴侶となる相手の親も大切に出来る人でなければ、結婚生活において私自身をも大切にはしてもらえないだろうと考えたからです。
それにはもちろん、自分も相手の親を大切にするという決意も込めています。
話を元に戻しますが、このように「絶対条件」と「歓迎条件」2つの枠に振り分けるだけで、検索に該当する男性の数が一気に約15倍(3人から45人)に増え、心に余裕を持ち相手を探せるようになりました。
ステップ2:プロフィール文と写真の最適化でターゲット層を引き寄せ
次のステップは、絞り込んだ「絶対条件」を満たす相手から「会いたい」と思ってもらえるように、自分のプロフィールを徹底的に最適化(ターゲットに合わせて内容を調整)することです。
自分が求める相手の層が好むキーワードや写真のテイストを意図的に散りばめないと、いくら条件を整理しても見当違いの人からしかアプローチが来ない可能性が高くなります。
例えば「一緒に家事育児を楽しめる人」を絶対条件にするなら、プロフィールには「週末は作り置きのおかずを3品作っています」と具体的な生活力をアピールする文章が効果的です。
私の34歳の友人(美人だけどなかなか結婚できなかった)は、メイン写真を「超クールなホテルのラウンジ写真」から「公園で飼い犬と戯れながら自然に笑っている写真」に変更しました。
その結果、月に20件以上の申し込みが殺到し、見事その中の1人(堅実な公務員の男性)と半年後に成婚退会を果たしたと報告をもらい、とても嬉しかったことを覚えています。
万人受けを狙うのではなく、あなたが「本当に刺さってほしい1%の人」に向けて、文章や写真のトーン&マナーを戦略的に設計していく段階に入りましょう。
ステップ3:マッチング確率劇的UP!「会うハードル」を下げるコツ
最後のステップは、メッセージのやり取りやお見合い成立から「実際に会うまでの心理的・物理的なハードル」を極限まで下げる仕組みを作ることです。
条件を最適化してマッチング率が上がっても、初対面への負担が大きすぎて、会う前にフェイドアウト(連絡が途絶える)の確率が跳ね上がってしまうのは避けたいですよね。
特に効果的な「ハードルを下げる工夫」を3つ挙げます。
- 初回は「休日のランチ」ではなく「平日の仕事終わりに1時間だけカフェ」を提案する
- お店選びは相手に丸投げせず、中間地点の候補を3つほど自分から出す
- オンラインお見合い(ZoomやLINEなどを使った30分〜40分のビデオ通話)を積極的に活用する
実際に私も「初回は30分ほどZoomでお話ししませんか?」と提案するようにしてから、月間のお見合い実施数が2件から8件へ、4倍に増えました。
条件を頭であれこれ考える時間を減らし、まずは軽やかに「会って話す」という行動量を増やすことで、自分にとって居心地の良い相手の輪郭がハッキリと見えてくるでしょう。
条件を「最適化」して行動の質を変えるだけで、婚活の景色は驚くほどクリアになっていくはずです。次の章では、実際にこのステップを踏んで幸せを掴んだ人たちのリアルな体験談を深掘りしていきますね。
【実例紹介】高望みをやめて「理想以上の幸せ」を掴んだ3人のリアルな声
「条件を妥協したら、満足できない結婚生活になってしまうのでは…」と不安にもなりますよね。実は、高望みを手放したことで、想像もしなかったほど居心地の良いパートナーシップを築いている人は、意外に多いのです。
この章では、実際に価値観を変えて幸せを掴んだ3人の体験談を通して、あなたへのヒントになればと思います。
【体験談A:30代女性】年収制限を外したケース
年収という数字の条件に固執するのをやめた結果、それ以上に大切な「生活のパートナーとしての質」が高い相手と巡り合えた例です。
お金という分かりやすい基準を下げると、相手の人間性や日常的なコミュニケーション能力に目が行きやすくなるのかも知れませんね。
32歳の会社員Aさんは、当初「年収600万円以上」を絶対条件にしていましたが、半年間お見合いが成立せず悩んでいました。
そこで条件を「年収400万円以上、ただし家事シェアに積極的な人」に変更してみたところ、出会ったのは同じ会社で働く同僚の男性。
彼は年収こそ450万円でしたが、料理の腕前がプロ級で、さらに「これからの人生、一緒に家を整えていきたい」と真摯に応えてくれたそうです。
「最初は年収額を聞いて、正直不安でした」とAさんは笑って話します。
年収だけで判断していた頃には見えなかった、彼との穏やかな時間や、「二人で生活を創り上げる」という結婚ならではの愉しさや安らぎを今、心から実感しているそう。
数字という一面的なスペックに縛られず、自分が共に生きたい「生活スタイル」を優先したことが、何よりも自分を幸せにする選択だったというわけですね。
【体験談B:40代男性】20代限定を諦めたケース
年齢制限を緩めて同年代の女性に目を向けたことで、驚くほど自然体でいられる関係性を手に入れた男性のケースです。
同年代同士だと話題の幅が共通しており、世代ギャップによる気遣いを最小限に抑えられるというメリットは確実にあります。
41歳の自営業Bさんは、「絶対に20代の若い子」と決めて5年間婚活してきましたが、実を結ぶことはありませんでした。
思い切って年齢幅を「35歳〜45歳」まで広げたところ、同い年の女性とマッチング。
お互いに共通の趣味である「キャンプ」の話で初回のお見合いから盛り上がり、3ヶ月後には入籍を果たしたということです。
「若い相手と無理して会話を合わせようとしていた時は、正直ずっと疲れていた。今はありのままの自分でいられるのが本当に幸せ」と彼は語ってくれました。
若さという一時的な価値を追い求めるよりも、人生を長期間伴走できる「波長の合う相手」を見つけることの重要さを、このエピソードは教えてくれていますよね。
【体験談C:30代女性】親の反対を押し切ったケース
親からの期待や世間体という外的なプレッシャーを振り切り、自分の心が本当に求める「居心地」を優先して幸せを掴んだ女性の体験談です。
どんなにスペックが良かったとしても、他人の評価軸で選んだ相手では、夫婦の深い絆を育むにはかなり無理があるでしょう。
35歳のCさんは、親から「公務員(安定した収入が得られる職種のこと)じゃないとダメ」と言われ続け、お見合いを繰り返していました。
しかし、そんな時に出会ったのは、将来の夢を熱く語るベンチャー企業勤務の男性。
彼の経済的な状況は不安定でしたが、「この人と話していると、自分が一番自分でいられる」「この人のそばにいて力になりたい」という直感を信じて、親の猛反対を押し切って結婚を決断したんです。
その後、彼の事業は軌道に乗り、今では夫婦協力して理想のライフスタイルを実現しています。こういった事例は枚挙にいとまがありません。
彼女は「自分の大切にしたい価値観は自分にしか分からない。その感覚を大切にしてほんとうに良かった。」と言います。
他人の物差しで「高望み」を修正するのではなく、自分の心が「この人なら」と反応する直感を信じ抜くことも、後悔しない結婚には欠かせない選択肢の一つだと言えますね。
高望みを手放した先にこそ、想像以上の幸せが待っているということが、皆さんのエピソードから伝わったのではないでしょうか。
次の章では、婚活の最後に一番大切な「自分自身と向き合うこと」について、最終的なアドバイスをまとめていきますね。
【Q&A】婚活の「高望み」に悩むあなたへ贈るアドバイス
婚活をしていると、先が見えなくて「このままでいいのかな?」と迷ってしまう瞬間ってありますよね。ここでは、多くの人が抱える「高望み」に関する疑問に、私の経験も踏まえて本音で答えていきます。悩んだときにこそ、視点を変えるヒントを見つけてみてください。
Q. 妥協してまで好きでもない人と結婚するべきですか?
結論から言うと、単なる「妥協」で無理に結婚する必要なんて全くありません。
「妥協」とは、不本意ながら主義主張を取り下げ、相手に一歩譲ることです。
そう考えるから、何となく重たい気分になるのではないでしょうか…?
しかしあなたにとって、何が大切かを改めて考え、再定義するための「自発的」タイミングと考えてみるのはどうでしょうか。
最初はピンとこない相手でも、実際に会って話してみると意外な共通点が見つかったり、思っていた印象と全然違っていた、ということも往々にしてありますよね。
例えば、私の知人は「年収以外は完璧」という相手とお見合いを重ねた結果、相手の優しさに触れて「数字よりも大切にしたい価値観がある」と気づき、今は夫婦としてとても心豊かな関係を紡いでいます。
一方で、「どうしても生理的に受け付けない」という感覚を無視してまで突き進むのは、後々の大きな後悔に繋がってしまうものなので、避けたいところですよね。
- 「妥協」ではなく「条件の優先順位を見直す」
- 「好きになれるか」よりも「人として信頼できるか」を重視する
- 数回のデートを重ねて「加点方式」で相手の良さを探ってみる
(そうすることは、お相手があなたの良いところを見てくれることに繋がります)
まずは「好き」という感情だけを基準にせず、相手との居心地の良さを確かめるために、数回会う時間を設けてみることをおすすめします。
Q. 結婚相談所のカウンセラーから「高望み」と言われて辛いです…
プロからの指摘はショックですが、それは決してあなたを否定しているのではなく「最短距離で成婚するための現実的なアドバイス」として捉えてみるほうが良さそうです。
カウンセラーは膨大な成婚データを見ており、あなたの設定した条件と成婚率のギャップを埋めるため、役割としての責任をもってお伝えしているだけなのです。
私が昔お世話になった結婚相談所の女性所長さんから教えて頂いたのですが、かつて「年収800万以上が普通だと思いませんか?」と相談所で食い下がった方がいらしたそうです。でもそれはプロから見れば「自分の市場価値を理解せずに夢を見ている」という現実にしかなりません。安定を望まれるお気持ちは、分からなくもありませんが…。
こういったケースに限らず、もしカウンセラーの言葉に納得がいかなくても、いったん試しにアドバイス通り、検索条件を少し広げて、今まで対象外だった方とお見合いを1〜2件入れてみてはいかがでしょうか…?
もし、それでも納得がいかない場合は、カウンセラーとの相性が合っていない可能性もあるので、以下のことを意識してみると良いでしょう。
- アドバイスされたことを一度「検証」として試しにやってみる
- なぜ高望みと言われたのか、具体的な数字の根拠を聞いてみる
- どうしても納得できない場合は、別の相談所に相談に行ってみる
客観的な意見を耳にすることで、自分一人では気づけなかった「成婚への突破口」が見つかることがあるかも知れません。
Q. 婚活を始めて数年。ムダに長引かせない「期間」の決め方は?
婚活を長引かせないためには、先ず「期限を区切って短期集中で活動する」というルールを自分に課すのが一番の近道です。
長らく活動していると、モチベーションが下がるだけでなく、婚活疲れ(活動のプレッシャーで心身が疲弊すること)を感じやすくなってしまうためです。
私のおすすめは、「まずは3ヶ月間だけ」と決めて、集中して出会いの回数を増やすやり方です。
この3ヶ月間は、たとえ条件に少し不安があっても、お見合いの申し込みを積極的に受け、デートの回数を増やすことに全力を注いでみてください。
- 最初の1ヶ月:プロフィールを練り直し、申し込みの数を増やす
- 2ヶ月目:会える人には全員会ってみる(質より量を重視)
- 3ヶ月目:その中から「また会いたい」と思える人を深掘りする
もし3ヶ月経っても成果が見えない場合は、一度活動を完全にストップして、趣味や仕事に没頭する期間を1ヶ月作ってみるのもアリなんです。
婚活を「ライフスタイルの一部」として維持するのではなく、「ゴールに向かって進むプロジェクト」として管理することで、精神的な負担はかなり軽くなるはずです。
ここまでお読みいただき、ご自身の婚活の進め方にとってプラスになりそうなヒントはありましたか…?
まとめ
婚活で理想が高くなってしまうのは、決して悪いことではありません。
ただ、その条件が「今の自分を苦しめる鎖」になっていないか、ときどき立ち止まって整理してみるのも大切なステップなのです。
最後に、この記事のポイントを振り返りながら、あなたがこれからどう動くべきか確認していきましょう。
理想と現実をすり合わせる「最適化」が、幸せな成婚の近道
婚活を成功させるためには、条件をただ「妥協」するのではなく、自分に本当に必要な条件を絞り込む「最適化」を意識してみてください。
スペックや外見といった表面的な条件は、市場価値という残酷な現実と照らし合わせると、時に出会いの幅を狭めてしまう罠となってしまいます。
私が婚活中に学んだ、条件整理の重要なポイントは以下の通りです。
- 自分の「譲れない絶対条件」は、2~3つまでに厳選する
- プロフィールや写真のトーンを、ターゲットに合わせて調整する
- 「好き」という感情よりも「一緒にいて居心地が良いか」を重視する
- 数字や条件の裏側にある「生活スタイル」を想像してみる
最初は「本当にこれでいいのかな?」と不安になるかもしれません。
でも、実際に条件を絞り込んで行動してみると、それまで見えなかった素敵なパートナーとのご縁が不思議と繋がっていくものです。
「自分の人生」の主役はあなた。
婚活は、周囲の期待や世間体ではなく、あなた自身が納得のいくパートナーを見つけるための大切なプロセスです。
誰かの物差しで自分の幸せを測るのではなく、あなた自身が「この人と人生を歩みたい」と心から思える相手を見つけることこそが、本当の意味でのゴールと言えるからなのです。
私自身、婚活で何度も迷い、失敗し、諦めかけたこともありました。そんな経験の中で、条件が自然と定まっていきました。
そんな過程があったからこそ、自分自身の価値観と徹底的に向き合えたし、再婚も出来ました。今の主人とのパートナーシップを築く上で、とても大きな財産になっています。
- 「誰と生きたいか」を軸に、条件を見直す
- ダラダラ続けず、「いつまでに」という期限を決めて動く
- 失敗も全て、自分を知るための糧にする
- 自分の直感を信じて、一歩踏み出してみる
この記事を読んだ今日が、あなたの婚活にとって先の明るいポジティブな転換点になることを心から願っています。
ぜひ、あなたらしいペースで、納得のいく素敵なパートナーを見つけてくださいね。全力で応援しております!
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